ニュース

コラム / 名コースを旅する

アメリカ / オレゴン州・バンドン

バンドン・トレイルズを歩く。砂丘から森へ、オレゴン3泊4日のゴルフ旅

あとで読む保存した記事へ →

GOLF DNA 公開: 情報確認:

砂丘、草原、森をつなぐコーア&クレンショーの18ホール。リリー・ポンドに泊まり、トレイルズ・エンドで食事を楽しむ3泊4日。

昼の砂丘と草原、海岸林をイメージしたバンドン・トレイルズのイラスト
イメージイラスト(AI生成)

バンドンと聞いて、波の上を打っていくようなゴルフを思い浮かべる人は多いはず。けれど、この旅で歩くのは、砂丘を出発し、開けた草原から背の高い木々の間へと入っていく18ホールだ。海辺のリゾートの中に、これほど表情の異なる一日がある。その発見を楽しむために、バンドン・トレイルズを旅の中心に置きたい。

海だけでは語れない、バンドンのもう一つの顔

2005年に開場したバンドン・トレイルズは、ビル・コーアとベン・クレンショーの設計。大きな砂丘から草原へ、さらに高い場所の海岸林へ向かい、終盤はまた砂丘に戻る。場所が変わるにつれて、風の受け方も、ボールの背景も変わっていく。海が見える場面もあるが、見晴らしだけに頼らず、一つの土地を歩いて理解するような面白さがある。

たとえば8番は、グリーンを直接狙いたくなる短いパー4。ただ、届くことと、次を易しくすることは同じではない。起伏のあるグリーンへどう入れるかを考えると、得意なウェッジの距離を残す選択にも意味が出てくる。大きく振った一打より、立ち位置を少し変えた判断が記憶に残る。ここでは飛距離の勝負と決めつけず、二打目の景色から逆算してみたい。

ビジターでも回れる。予約は宿と一緒に相談する

メンバーの紹介や同伴を前提としないリゾートで、宿泊しないビジターにもプレーの窓口がある。ただし、宿泊者と日帰り客では料金や早期予約の扱いが違う。4月から11月中旬の日帰り予約を21日より前に確保する場合はプレミアムが加わり、スタートは午前10時以降、予約は原則1年前までという案内だ。「日帰りは21日前まで予約できない」と読み違えないようにしたい。

海外からなら、希望コース、部屋、日程の候補をまとめて公式予約窓口へ伝えると計画しやすい。問い合わせフォームを送った段階では予約確定にならず、担当者の回答を受けてから航空券や移動を固める。エアレーションの日程も併せて確認したい。料金が安い日があっても、それが通常のグリーン状態と同じとは限らない。

旅の基本このプランの考え方
プレートレイルズ18ホールを中心にする。追加ラウンドは別途予約
宿リリー・ポンドを第一候補に、部屋とティータイムをまとめて相談
移動利用空港からの陸路を含め、到着日はラウンドを入れない
食トレイルズ・エンドの夕食を事前予約

リリー・ポンドで、歩いた一日を休める

宿はリゾート内のリリー・ポンドを候補に。クイーンベッド2台の部屋には暖炉や靴乾燥機があり、池と森に面したデッキも用意されている。友人二人ならベッドを分けられるのも使いやすい。舗装された散策路でバンドン・デューンズやトレイルズへ歩いて行ける立地なので、食後に少し外へ出るだけでも、滞在がコースの余韻につながる。

バンドンのゴルフは歩くことが基本。朝から予定を詰め込みすぎず、靴、雨具、風を防ぐ上着を用意し、足を休める時間も残しておく。初日に長距離移動を終えてすぐ36ホール、という旅より、土地の空気に慣れてから一日を使うほうが、このコースの変化を味わいやすい。

18番を眺めて、トレイルズ・エンドの夕食へ

食事はトレイルズのクラブハウスにあるトレイルズ・エンドへ。18番や砂丘を望む店で、環太平洋の食文化を取り入れた季節の料理が出る。海岸のリゾートに来たから毎晩ステーキ、ではなく、こうした料理の方向性まで含めて日を組み立てたい。具体的な皿は滞在時のメニューで選び、窓の外に今日歩いた景色が残るうちに席へ着く。

公式案内の夕食は17〜21時で、予約を勧めている。昼は11〜17時の案内でも、16〜17時は限定のバーメニューになるので、遅いラウンド後に通常の昼食が取れると思い込まないこと。夕食は6か月前から予約できるため、プレーの時刻が決まったら一緒に押さえておきたい。

3泊4日。森の一日と海辺の一日を分ける

日過ごし方
1日目空港からリゾートへ移動。チェックイン、軽い食事と休息
2日目トレイルズ18ホール。休憩後、トレイルズ・エンドで夕食
3日目体力と予約に応じて海沿いの別コース、またはトレイルズを再訪
4日目朝食後に出発。陸路の時間を確保して空港へ

3日目にパシフィック・デューンズなど海沿いのコースを組み合わせるなら、二つを同じ物差しで順位づけするより、森の静けさと海風の違いを楽しみたい。同じトレイルズをもう一度歩くのもいい。なお、公式のリプレー割引は同じ人が同じ日に回る2ラウンド目が対象で、翌日のラウンドに自動で使えるものではない。

このプランは3泊4日の滞在案で、航空便や部屋、ティータイムをセット販売する商品ではない。遠方の空港を使う場合は移動日の前後に泊数を足し、最終日にプレーを詰め込まない。まずトレイルズの一枠を旅の芯に据える。それだけで、バンドンを海の写真だけで終わらせない旅になる。

出典・施設の公式案内(6件)
  1. [1] バンドン・トレイルズ公式コース案内 →
  2. [2] バンドン・デューンズ公式グリーンフィー →
  3. [3] 公式予約案内 →
  4. [4] リリー・ポンド公式宿泊案内 →
  5. [5] トレイルズ・エンド公式レストラン案内 →
  6. [6] 公式FAQ・コースメンテナンス →

ニュースを、背景までたどる

関連記事や百科へ。広げた枝はこのブラウザに自動保存。