一度ピンを測れば、歩くたび残り距離を自動更新 ガーミン「Approach Z10」の新機能
GOLF DNA編集部🇬🇧

3行まとめ
- ガーミンのレーザー距離計「Approach Z10」は、測ったピンまでの距離を対応する腕時計などへ送り、ターゲットへ近づくにつれて表示を自動更新する「Range Relay」を搭載。
- 公式は毎ショットでの再測定を不要にすると説明し、Golf Monthlyの実地テストでも複数ラウンドで別の距離計との差が2ヤード以内だったと報告した。
- ガーミンが米国向けにApproach Z10を発表したのは2026年7月21日。
レーザー距離計は、立つ場所が変わるたびにピンを測り直す道具——その使い方を少し変える機能が出てきた。
ガーミンの「Approach Z10」は、ピンまでの距離をレーザーで一度測ると、その測定結果を対応するガーミンの腕時計や携帯端末、Garmin Golfアプリへ送る「Range Relay」を搭載する。同期した距離は、プレーヤーがターゲットへ近づくにつれて自動更新される。ガーミンは、毎ショットの前にレーザーで測り直す必要を減らせると説明している。
一度測った距離を、歩きながら更新する
ガーミンが米国向けにApproach Z10を発表したのは2026年7月21日。公式説明によると、ピンを測定して対応端末へ同期すると、その距離はターゲットへ近づくにつれて動的に更新される。
例えばティーからピンまでを一度測れば、その後フェアウェイを歩いている間は腕時計側の距離表示が変化する。さらに対応端末では、ピンだけでなくグリーン手前・奥までの距離も確認できる。
ここが従来のレーザー距離計との大きな違いだ。レーザーで「今いる場所から何ヤードか」を毎回取り直すのではなく、一度の測定を基準に、次の地点からの残り距離を対応端末で追い続ける使い方になる。
Golf Monthlyの実地テストでは別の距離計との差が2ヤード以内
Golf Monthlyは9月4日にApproach Z10の実地レビューを公開した。レビュー担当者はガーミンの腕時計「Approach S70」と組み合わせてRange Relayを試し、別の距離計と比較したという。
複数ラウンドで確認した範囲では、自動更新された距離は別の距離計との差が2ヤードを超えなかったと報告している。
これはガーミンの公式保証値ではなく、Golf Monthlyによる実地テストの結果だ。公式仕様では、レーザー測定自体は最大350ヤード、6倍拡大、測定距離の精度は1ヤード以内とされている。
距離計が「測る機械」から「基準を渡す機械」へ
ここからはGOLF DNAの解釈だが、Range Relayの面白さは距離計の役割を少し変える点にある。
これまでレーザー距離計は、その場で対象を測って数字を出す道具だった。Approach Z10では、その一度の測定を腕時計などへ渡し、移動後も距離情報を更新して使い続ける。
もちろん、この使い方には対応するガーミン端末が必要で、単体ですべての機能が完結するわけではない。それでも「毎ショット測る」から「一度測って、その後は距離を追う」へ変わるのは、距離計測の使い方として具体的な変化だ。
出典:Golf Monthly / Garmin Golf
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