コラム / 名コースを旅する
オランダ / 南ホラント州・ワッセナー/ハーグ
ロイヤル・ ハーグへ。 砂丘を 歩く 名コースと、 ハーグで 味わう 夕食の 旅
GOLF DNA 公開: 情報確認:
ワッセナーの砂丘に溶け込む18ホールを歩き、夜はハーグのホテル・デス・インデスへ。平日のプレーを軸にした2泊3日。

オランダのゴルフ旅で、平らな土地ばかりを想像していたら、ワッセナーの砂丘はいい意味で期待を裏切ってくれる。ロイヤル・ハーグでは、次の景色が起伏の向こうに隠れ、歩くたびに18ホールの表情が変わる。夜はハーグの街へ戻り、歴史を感じるホテルでゆっくり食事をする。名コースだけで一日を終えず、街の時間まで味わう旅にしたい。
海を眺めるより、砂丘の中へ入っていく
クラブの創設は1893年。現在のワッセナーのコースは1938年に造られ、クラブが取得したのは1947年だ。設計はコルト、アリソン&モリソンの事務所によるもの。創設年と現在の18ホールの誕生を同じ年として語らないことで、この場所が歩んだ時間も見えてくる。
ここで味わいたいのは、砂丘の輪郭を残したレイアウト。盛り上がりの向こうに何があるか、落とし場所の左右で次の視界がどう違うかを考えながら歩く。海沿いの名コースと聞くと水平線を期待しがちだが、砂丘そのものがゴルフの舞台になっていることに面白さがある。ティーから見える幅だけで判断せず、地形の流れを読んでクラブを選んでみたい。
ビジターでも回れる。平日と証明書が条件
一般のビジターは月〜木曜と金曜11時前に受け入れている。金曜11時以降、土日、公式の祝日はメンバー用で、通常のビジター枠として組めない。ハンディキャップは24.0以下、海外からの来訪者はホームクラブの正式なハンディキャップ証明書を用意する。4人一組は認められていないので、友人4人の旅なら組の分け方から相談したい。
通常の直前予約に加え、海外からのビジターは事務局へ文書で早期予約を申請できる。申請後に可否を審査して回答する仕組みで、メールを送れば予約完了ではない。まず火〜木曜などの候補日を複数出し、受入回答を得てから宿と交通を確定する。春の競技期間には利用可能日が変わるため、通常の曜日だけで決めないようにしたい。
| 項目 | 確認してから予約すること |
|---|---|
| プレー日 | 月〜木曜、金曜11時前。祝日と競技日を避ける |
| 参加条件 | ハンディキャップ24.0以下、海外はホームクラブの証明書 |
| 人数 | 4人一組不可。人数と組み分けを事務局に相談 |
| 費用 | 海外ビジター料金を確認。現金不可、カード等で支払い |
宿はハーグ中心部。デス・インデスを拠点に
泊まるのは、ハーグのランゲ・フォールハウトにあるホテル・デス・インデス。歴史や文化を感じる街の中心に位置し、コースに泊まる旅とは違う楽しみがある。ゴルフはワッセナー、夕食と宿はハーグ、と役割を分ければ、同行者がプレーしない時間も街で過ごしやすい。客室とベッド構成は、旅の人数に合わせて予約時に選ぶ。
ホテルからコースへは別途移動が必要だ。空港から宿、宿からクラブまでを同じ地図で確認し、当日の送迎や車を先に手配する。ラウンド後に着替え、街へ戻り、夕食へ向かう時間を残すため、取れるなら早めのスタートが使いやすい。ホテルにゴルフ枠の保証が付くと考えず、クラブからの予約回答を旅の軸にする。
クラシックなダイニングで、オランダの食材を
夕食はホテル内のレストランへ。シャンデリアやドレープのある室内で、オランダの食材を使う料理をゆっくり味わう。砂丘の中を歩いてきた体を休め、同行者と一皿ずつ楽しめる夜だ。シェフのおまかせメニューを選ぶか、好きな皿を組み立てるかは、滞在日のメニューと営業時間を見て決めたい。
現在の案内では、おまかせメニューの夕食は毎日17時30分〜21時、アラカルトは水〜土曜。同じ店でも選べる形式が曜日で変わるので、月曜のラウンド後にアラカルトを前提とした予約は入れない。気軽に食べたい夜はラウンジも候補になる。予約時にはレストランかラウンジかを区別して伝え、食事の開始時刻まで整えておく。
2泊3日。木曜のラウンドを中心に組む
| 日 | 過ごし方 |
|---|---|
| 水曜 | ハーグに到着。ホテルに荷物を置き、街を歩いて夕食 |
| 木曜 | ロイヤル・ハーグ18ホール。ホテルへ戻って夕食 |
| 金曜 | 朝食と街での時間。余裕を持って次の目的地へ |
水曜に到着して木曜に回る案なら、移動の翌朝に落ち着いてコースへ向かえる。ただし、木曜の受入が確定していることが前提。直前の空きしか取れない場合は、ハーグ滞在を楽しむ計画を別に持ち、名コースの一枠を確約した旅行として扱わない。日本からの往復日数は、この現地2泊3日に加えて考える。
帰りを急がないなら、最終日はラウンジでお茶を楽しむ時間もいい。ゴルフの日にハイティーまで詰め込むより、別の日に分けると食事を急がずに済む。起伏の中で見た景色と、街で座って過ごした時間。その二つが揃うと、ロイヤル・ハーグを回った記憶が、オランダを旅した記憶につながっていく。
出典・施設の公式案内(6件)
- [1] 公式ビジター規定・料金(オランダ語) →
- [2] 公式グループ予約案内 →
- [3] 公式コース案内 →
- [4] ホテル・デス・インデス公式宿泊案内 →
- [5] 公式レストラン案内 →
- [6] 公式ダイニング営業時間 →