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コラム / 名コースを旅する

オーストラリア / ビクトリア州・メルボルン南東部チェルトナム

ビクトリアへ。短いパー4の駆け引きと、セントキルダの魚料理を楽しむ3泊4日

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GOLF DNA 公開: 情報確認:

サンドベルトの1番と15番で、飛距離よりも置き場所を考える。セントキルダのプリンスに泊まり、ストークハウスの海辺の食卓へ。

昼のユーカリと白い砂のバンカーを描いたビクトリア旅行のAIイメージイラスト
イメージイラスト(AI生成)

メルボルン南東部、チェルトナムのビクトリア・ゴルフクラブへ。サンドベルトの旅で面白いのは、白い砂のバンカーが美しいだけでなく、フェアウェイのどこに球を置くかで次の難しさが変わることだ。短いパー4を前に、もう少し近づけたい気持ちをいったん止める。そんな18ホールを歩いた夜は、セントキルダの海辺で魚料理をゆっくり食べたい。

1番と15番。短さが、選択を増やしてくれる

ビクトリアの1番は、長い人ならティーからグリーンを狙える距離。それでも欲張った一打が難しいバンカーショットを残す可能性がある。公式のコース紹介でも、短く置けば次のアプローチが楽になるという考え方を示している。ラウンドの入口から、自分の飛距離をすべて使うことと、次を打ちやすくすることを比べられるのがいい。

15番もまた、短いパー4の名物ホールだ。左側に砂のバンカーが並ぶ尾根を見て、どこまで攻めるかを決める。グリーンへ近づく魅力と、右へ置いて短いアイアンを残す選択が同時にある。初めての訪問なら、今日の球筋で何度も打てる線を優先したい。成功した一打だけでなく、自分で決めた攻め方を覚えて帰れるホールになるはずだ。

起伏の上にあるグリーンと大きく切り込む砂の縁は、近くへ行くほど印象が変わる。数字だけで残り距離を見ず、外したあとに球を止められる側を探したい。最初の一周で完璧に理解する必要はない。クラブハウスで休むころに、1番と15番のどちらで大きく振りたくなったかを話し合うだけでも、このコースの設計が旅の話題になる。

ビジター枠は、海外の所属クラブを確認して申し込む

プライベートクラブだが、海外または州外から訪れるゴルフクラブ会員には、ビジターとしてティータイムを申請する道がある。メンバーの同伴を必須とする案内とは違うが、誰でも資格確認なしに買える枠でもない。日本の所属クラブ情報を用意し、公式予約ページの確認手続きを進める。ハンディキャップや必要書類、希望日の条件は、その際の案内に合わせたい。

項目この旅の前提
ビジター○。海外・州外のゴルフクラブ会員が申請可
予約公式ページで資格確認後、空き枠を確認して申請
宿泊市街側のプリンスを別手配。宿泊でプレーを保証する案ではない
服装コースとクラブ内の利用場所ごとの案内を確認

設計の歴史では、ビリー・ミーダーとオスカー・ダマンの仕事に、1926年のアリスター・マッケンジーの助言が重なる。その後の改修も含めて今のコースがあるため、単独の設計家の名前だけで紹介しないでおきたい。プレー前には公式のホール案内を開き、短いホールで選べる線を眺める。旅先で初めて迷う時間も、予習で楽しみに変えられる。

プリンスに泊まり、海辺の町を拠点にする

滞在はセントキルダのプリンス・ホテルへ。アールデコの歴史と音楽の文化を持つ建物で、ゴルフだけをする郊外泊とは違うメルボルンの空気を楽しめる。海辺やアクランド・ストリートへ出られる場所に拠点を置き、ラウンドの朝は車か送迎でチェルトナムへ向かう。ゴルフバッグを抱えた移動は、街歩きと分けて手配しておこう。

友人同士なら、公式のダブル・デラックスも候補になる。これはクイーンとダブルを備えた二つの客室の組み合わせで、一室にベッドが二つあるツインとは違う。各自一室にする案と比べて選ぶとよい。音楽会場を持つ宿なので、早く休みたい日は予定と客室位置も相談したい。朝食の条件や駐車場料金は、選ぶ宿泊プランで確認する。

夜はストークハウスで、魚の一皿を主役に

主ラウンドの夕食は、セントキルダ・ビーチのストークハウスへ。湾を望む食卓で、その日の魚や魚介の前菜を組み合わせる。公式メニューにはホワイティングの一尾料理などが紹介され、季節や入荷で内容が変わる。決まった品を必ず食べられると考えるより、当日の魚と好みの調理法を尋ねてから選ぶ楽しみを残したい。

通常のランチとディナーの予約は、公式サイトで3か月先まで受け付ける案内がある。ゴルフの確約を先に取り、食事の受付期間に入ってから席を押さえる。プリンスのパブリックバーは現在一時休業の表示があるため、この案では館内で夕食を済ませる前提にしない。コースの砂丘から、海が見えるレストランへ戻る流れを旅の一日の締めくくりにする。

3泊4日。ゴルフと町の時間を一日ずつ

日現地プラン
1日目メルボルン到着、プリンスへ。近くで食事をして休む
2日目ビクトリア18ホール。宿へ戻って着替え、ストークハウスで夕食
3日目セントキルダや市内を散策。追加ゴルフは別枠で相談
4日目朝食後に空港へ。日本との往復日は別途確保

プレー日を二泊目の間に置くと、長い飛行機移動と帰国の準備から離れてコースに集中しやすい。3日目は別の名コースを詰め込まなくても、海辺でコーヒーを飲み、前日の短いパー4を振り返る時間になる。飛距離で押すか、次の一打を整えるか。その小さな迷いを楽しめる人に、ビクトリアの一周とメルボルンの食卓を合わせる旅がよく似合う。

出典・施設の公式案内(8件)
  1. [1] ビクトリアGC公式|海外・州外ビジター →
  2. [2] ビクトリアGC公式|1番・15番の攻略 →
  3. [3] ビクトリアGC公式|チェルトナムの設計史 →
  4. [4] ビクトリアGC公式|服装 →
  5. [5] プリンス公式|客室と滞在 →
  6. [6] プリンス公式|現在の施設営業 →
  7. [7] ストークハウス公式|料理と予約 →
  8. [8] ストークハウス公式|季節のメニュー →

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