ゴルフ百科事典

アマチュア選手がスポンサーから遠征の旅費を出してもらうと、アマチュア資格に影響する?

アマチュア資格・スポンサー

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まず答え

現行のゴルフのアマチュア資格規則では、スポンサーに遠征費を負担してもらうこと自体は、原則としてアマチュア資格を失う理由ではありません。2022年施行の規則改定で、スポンサー・広告・経費援助に関する制限は撤廃されました。ただし、賞金、プロとしての出場、有償レッスンなど別の規則や、学校・大会独自の資格条件は別に確認が必要です。

詳しい解説

現在のR&A・USGAのアマチュア資格規則では、企業や個人スポンサーから遠征の交通費、宿泊費などを援助してもらうことだけでアマチュア資格を失うことはありません。

大きく変わったのは2022年1月1日です。R&AとUSGAはアマチュア資格規則を簡素化し、それまで存在したスポンサー、広告、競技経費の援助に関する制限を撤廃しました。R&Aは、エリートアマチュアが競技や育成に必要な資金を得やすくすることも改定理由の一つと説明しています。

そのため、たとえば企業が選手の大会遠征費を負担し、選手がスポンサー契約を結ぶこと自体は、現行のアマチュア資格規則では禁止行為ではありません。R&Aのガイダンスも、アマチュアが契約を結び、報酬や経費を受け取ることを規則上は制限していないとしています。

ただし「スポンサーからお金を受け取れる=何をしても資格に影響しない」ではありません。現行規則でも、規定を超える賞金の受領、プロとして競技へ出場すること、許可されない形でゴルフ指導の報酬を受けること、ゴルフ場・練習場のプロとして雇用されることなどはアマチュア資格に影響します。

さらに、大学スポーツ、所属団体、学校、特定大会には独自の資格・広告規定がある場合があります。したがって実務では「旅費援助そのもの」と「その代わりに何をする契約か」、そして参加する大会・学校の別規定を分けて確認します。