ゴルフ百科事典

ゴルフボールのコンプレッション値は、メーカーをまたいでそのまま比較できる?

コンプレッション・測定

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まず答え

そのままの比較は避けた方がいいです。は、の測定方法や装置はメーカーごとに異なり、USGA・R&Aの適合規格にもコンプレッション値の共通仕様はないと説明しています。同じ数字でも、別メーカーで同じ硬さや性能を意味するとは限りません。

詳しい解説

ゴルフボールの『コンプレッション』は、ボールや内部部品の硬さ・柔らかさを表すために使われる数値です。ただし、業界全体で一つの測定方法に統一された共通点数ではありません。

Titleistの公式Learning Labは、メーカーによってコンプレッションの測定方法や使用する装置が異なると明記しています。また、コンプレッションはUSGA・R&Aのゴルフボール適合規格の必須項目ではなく、規則上の共通基準値もありません。

そのため、あるメーカーの『90』と別メーカーの『90』を見て、同じ硬さ、同じ変形量、同じ打感だと決めつけるのは適切ではありません。同じメーカー内でも、測定対象が完成球か内部か、測定条件や表示方法が違えば意味が変わる場合があります。

さらに、コンプレッションだけでボール性能は決まりません。Titleistは、速度、スピン、弾道にはコンプレッション以外にも各層の材料、構造、ディンプルなど複数の要素が関わると説明しています。インパクト時に実際どれだけボールが変形するかも、ヘッド速度やクラブによって変わります。

したがって、コンプレッション値は同一メーカー・同一測定体系の中で相対比較する材料にはなりますが、メーカー横断の絶対尺度として扱うのは危険です。ボール選びでは、コンプレッションの数字だけでなく、実際の打ち出し、スピン、弾道、打感を合わせて確認します。