初心者は 上級者より、 パットの 距離を 実際より 短く 見積もりやすい?
距離知覚・パッティング
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まず答え
この研究では、初心者の方が短く見積もりました。上級アマ18人と初心者18人が10フィート(3.05m)の距離を推定したところ、初心者は実環境でもVRでも距離を一貫して過小評価し、上級者よりホールを近く見積もりました。ただし、10フィートの室内課題だけの結果です。
詳しい解説
Harrisらは、ハンデ5以下の上級アマ18人(平均ハンデ1.7)と、公式ハンデや正式なパッティング経験のない初心者18人を比較しました。参加者は10フィート(3.05m)のパットを、室内の実環境とVRの両方で行い、それぞれでホールまでの距離を推定しました。
距離推定には技能差があり、初心者は上級者よりホールを有意に近く見積もりました。統計的には技能群の主効果がF(1,34)=16.97、p<.001でした。論文では、上級者は両条件で実距離に比較的近く、初心者は実環境でもVRでも一貫して距離を過小評価したと報告しています。
一方、実環境とVRそのものの間には距離推定の有意差がなく、この研究では初心者の過小評価はVR特有の現象ではありませんでした。
ただし、これは10フィートの室内パットを使った36人の比較研究です。初心者がすべての距離・すべてのコースで必ず短く見積もるとまでは言えません。また横断比較なので、経験を積めば距離知覚が改善するという因果を直接証明した研究でもありません。