パットの 成績が 良い 人ほど、 同じ カップを 大きく 見積もる 傾向が ある?
知覚・パッティング
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まず答え
その日のパットやラウンド成績が良い人ほど、同じカップを大きく見積もる傾向は報告されています。46人のラウンド後調査では、当日のスコアが良いほどカップを大きく評価しました。ただし、ハンディキャップとは有意な関連がなく、「上級者だから常に大きく見える」という結果ではありません。
詳しい解説
Wittらの2008年研究では、まず46人のゴルファーをラウンド後に調べ、実際のカップ径に近い複数の円から「カップと同じ大きさに見えるもの」を選ばせました。
その結果、その日のラウンドスコアが良かった人ほど、カップを大きく見積もる傾向がありました。18番ホールでも、パット数が少なかった人ほどカップを大きく評価しました。一方、普段の実力を示すハンディキャップとカップの見かけの大きさには、有意な関係は確認されませんでした。
研究者はさらに室内実験を行い、近い距離からパットする条件と遠い距離からパットする条件を比較しました。近距離条件は実際の成功率が高く、その後のカップサイズ評価も大きくなりました。別の追試では、カップを見たまま評価しても同じ方向の差が出ており、単なる記憶の違いだけでは説明しにくい結果でした。
ただし、この研究だけでは「よく入ったからカップが大きく見えた」のか、「大きく見えたから入りやすかった」のか、因果の向きは確定していません。また、最初の46人はハンディキャップ7〜36が中心で、プロを含む全技能層へ一般化はできません。
したがって、正確には「その日の実際のパッティング成績と、カップをどれくらい大きく感じるかには関連があった」と捉えるのが適切です。