ゴルフ百科事典

並行輸入品は、偽物という意味?

偽造品・模倣品・真贋判定

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まず答え

いいえ。並行輸入は主に「正規代理店とは別の流通経路で輸入された商品」という流通経路の話で、偽造品とは別概念です。真正品の並行輸入はあり得ます。一方、模倣品を「並行輸入品」と表示しても本物になるわけではありません。

詳しい解説

「並行輸入」と「偽物」は、確認する軸が違います。

並行輸入は、ブランドの国内正規代理店や正規輸入ルートを通さず、海外で流通している商品を別の事業者が輸入して販売する形を指します。商品そのものがブランドの真正品である場合でも、国内の正規流通ではないことがあります。

一方、偽造品・模倣品は、商標や意匠などを不正にまねた権利侵害品です。特許庁は、海外事業者から送られる模倣品について、個人使用目的でも税関で没収対象になり得ると案内しています。

日本税関の知的財産手続でも、「侵害とならない並行輸入品」という区分が明示されており、並行輸入品と模倣品を同じものとして扱ってはいません。ただし、並行輸入なら必ず適法、必ず真正品という意味でもありません。商品の真正性、商標権等との関係、販売地域や流通経路などによって判断が必要です。

ゴルフ用品を買う側は、「並行輸入」と書いてあることだけで安心せず、販売者、仕入れ経路、メーカーの正規販売店情報、保証の適用範囲を確認します。正規流通外では、真正品でも国内メーカー保証や修理対応が同じとは限りません。

要するに、並行輸入は「どのルートで来たか」、偽造品は「商品が本物か」という別の問題です。