ゴルフ百科事典

コース地図でいうGISとDEMは、何が違う?

測量・地形データ

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まず答え

GISは位置情報を持つデータを表示・分析する仕組みで、DEMは地形の高さを表すデータです。DEMをGISに取り込み、ほかの情報と重ねて使えます。

詳しい解説

GISは、位置情報を持つデータを表示・分析する仕組みです。DEMは、地形の高さを表すデータです。両者は競合する測量方法ではなく、地形データをGISの中で利用するという関係になります。

DEMは地表の高さを表すデータで、GISは位置を持つ情報を表示・分析する仕組みです。図は同じ格子の地形データへ池・水路・設備の位置を重ねる概念例で、測量手段の優劣を比較していません。樹木や建物の上面を含むDSMとは区別し、実利用ではデータの細かさ・精度・測定時期・座標系を確認します。格子値・記号配置は架空で、実コースの高低差や設備接続を示しません。

USGSはGISを、地理的な位置を参照する情報を分析・表示するコンピューターシステムと説明しています。DEMについては、樹木や建物などを除いた地表の起伏を表すデジタル標高モデルとして説明しています。地図を見るための仕組みと、その仕組みへ入れる地形データを分けると理解しやすくなります。

ゴルフコースへ当てはめれば、地形の高さと、池・水路・散水設備などの位置を重ねて検討する使い方が考えられます。標高差や斜面を知りたいときの基になるのがDEMで、複数の位置情報を合わせて表示・分析する側がGISです。これは一般的な地理情報の仕組みをコース管理へ当てはめた例で、すべてのコースが同じシステムを導入しているという意味ではありません。

ただし、標高データがあればグリーンの細かな傾斜まで正確に分かるとは限りません。データの細かさ、精度、測定時期や、樹木・建物をどう扱ったかを確認します。地表を表すデータなのか、地物の上面も含むデータなのかも区別が必要です。

用語や立体表示の見た目だけで精度を判断せず、何の高さをどの条件で記録したデータかを確かめて使います。