ゴルフ百科事典

昔のゴルフ大会の写真は、普通のビニール袋に入れて保存していい?

ゴルフ史料・写真保存

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まず答え

袋なら何でもよいわけではありません。特に塩化ビニル(PVC)は、写真の退色や貼り付きにつながるため避けます。材質が分かる写真保存用の収納材を選び、熱や湿気、急な環境変化を避けて保管します。古い台紙から無理にはがすこともしません。

詳しい解説

古い大会写真やクラブの記念写真を残すなら、『透明な袋に入れたから安心』とは考えない方がいいです。米国国立公文書記録管理局(NARA)は、塩化ビニル(PVC)の収納材を避けるよう案内しています。写真の画像が退色したり、収納材に貼り付いたりする原因になり得るためです。

ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンは写真用収納材に使える素材ですが、素材名だけで製品全体の適性が保証されるわけではありません。写真との相性を調べるPAT(Photographic Activity Test)に適合した写真保存用の封筒やスリーブを選ぶのが一つの目安です。材質が不明な袋、普通の紙、クラフト紙、グラシン紙を長期保存用にそのまま使うことは避けます。

収納材を替えても、熱や湿気の多い場所では十分な保存になりません。涼しく乾いた、環境変化の少ない場所に置き、閲覧時は写真の縁を持って画像面に触れないようにします。古い台紙やアルバムに貼られた写真は、無理にはがしません。劣化した写真や貼り付いたものは保存の専門家へ相談します。

また、元の封筒や台紙に大会名、日付、人物名などが書かれていれば、その情報も写真と結び付けて残します。デジタル化は閲覧用に役立ちますが、それだけで原写真が不要になるわけではありません。