グリーン設計・排水構造
USGA方式のグリーンでは、排水管をどう配置するの?
USGA方式では、主排水管をグリーン下地の最も水が下る方向に沿わせ、枝管を15フィート(約4.6m)以内の間隔で周縁まで延ばします。すべての管に少なくとも0.5%の連続勾配を持たせ、周縁の低い場所にも排水管を設けて、水が出口へ自然に流れるようにします。
USGA方式のグリーンは、砂主体の根域、砂利層、排水管を一体でつくる構造です。排水管だけを深く入れればよいのではなく、まず下地(サブグレード)を完成面のおおまかな傾斜に合わせ、水がたまるくぼみを残さないよう整形します。
その上で、主排水管は下地の最大勾配線に沿って配置し、枝管は15フィート(約4.6m)より広くならない間隔でグリーンの周縁まで延ばします。管には出口へ向かう0.5%以上の連続勾配を持たせ、周縁の低い場所には「スマイルドレイン」と呼ばれる周囲排水を追加します。USGAの現在の解説では、排水管の上には最低4インチ(約10cm)の砂利層を設け、その上に根域をつくります。
こうする目的は、根域を通って下へ移動した余分な水を、低い場所で滞留させず排水管へ集めて出口へ流すことです。ただし、これはUSGA方式の建設基準であり、すべての既存グリーンが同じ構造ではありません。土を主体にした古いグリーンや別方式では構造が異なるため、「排水管がある=USGAグリーン」とは判断できません。
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