ゴルフの セーフガーディングは、 子どもだけを 守る 制度?
セーフガーディング
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まず答え
いいえ。子どもは特に重点的な保護対象ですが、セーフガーディングは子どもだけの制度ではありません。IGFは、選手、コーチ、役員、スタッフ、ボランティアなど、ゴルフに関わるすべての人の安全・尊厳・心身の健全さを守る仕組みとして位置づけています。
詳しい解説
セーフガーディングは「ジュニア選手だけを守る仕組み」と考えると範囲を狭く捉えすぎです。国際ゴルフ連盟(IGF)は、ゴルフに関わる選手、コーチ、役員、スタッフ、ボランティアなど、すべての参加者に尊厳、安全、保護を受ける権利があると説明しています。そのうえで、子どもや脆弱な立場にある成人には特に注意を払うとしています。
対象になるのも身体的な危害だけではありません。IGFはSafeguardingを、潜在的な危害、不適切行為、ハラスメントなどから参加者を守り、安全で支援的な環境をつくるための仕組みと定義しています。行動規範では、選手と指導者などの適切な境界、連絡方法、移動、宿泊、選手ケアなども扱われます。
USGAも同様に、育成プログラムやチーム活動で、身体面だけでなく感情面や性的な不適切行為から選手を守るため、行動基準、予防、発見、報告の仕組みを設けています。未成年者との1対1の接触、移動、宿泊、電子連絡、写真・動画、ロッカールームなど、競技そのもの以外の場面も予防策の対象です。
つまり、セーフガーディングは「事故防止」や「子どもの保護」だけではなく、参加者が安心してゴルフに関われる環境をつくるための広い安全管理です。大会や育成活動では、誰が対象か、どんな行動基準があるか、問題が起きたときの相談・報告先がどこかまで確認しておく必要があります。