ゴルフ百科事典

スイング中にクラブのプレーンが変わるのは異常?

スイングプレーン

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まず答え

プレーンの変化だけで異常とは決まりません。全スイングが一つの固定面を通るとは限らず、測る部位・区間をそろえ、やインパクト、再現性と合わせて評価します。

詳しい解説

プレーンが変わっただけで、異常やミスとは決まりません。ここでいうプレーンは、クラブヘッドやシャフト、腕などの動きを説明する仮想的な面です。どの部位を、スイングのどの区間で測るかによって意味が変わります。

プレーンの評価では何の部位をどの区間で測ったかをそろえます。図はデータを選ぶ区間の概念図で、動画の一コマのシャフト線と、インパクト付近のヘッド位置データから求める面を区別しています。時間軸や区間の幅は実測ではなく、3D軌道や面の実際の傾きは描いていません。全スイングを一枚の固定面へ収めることを普遍的な正常条件にせず、インパクトや再現性と合わせて評価します。

熟練男性ゴルファー14人を3次元で測った研究では、多くの選手のダウンスイングは、トップから軌道が移る局面と、インパクト付近でヘッドが比較的よく一つの面に沿う局面に分かれていました。腕や肩の動く面もヘッドの面と同じではありません。全スイングを最初から最後まで一枚の固定面に収めることを、普遍的な正常条件にはできません。

また、弾道測定器のSwing Planeと動画に引いたシャフトの線は同じ測定ではありません。TrackManは通常、インパクト前後約75cmのヘッド位置から面の傾きを求めます。トップでのシャフト角とこの値が違っても、それだけで失敗とは言えません。

ただし、どんな変化も問題ないという意味ではありません。3次元モデル研究でも、クラブが腕などの動く面に対してどこにあるかは、フェースを整える動きに関係しました。これはシミュレーションの結果で、全員への固定処方ではありません。実際の評価では、同じクラブ・同じ撮影条件で変化を比べ、打点、フェース向き、、球の出方や再現性も合わせて確認します。「面から外れたか」だけで修正を決めないことが大切です。