繁忙期の 短期スタッフと 通年スタッフは、 同じ 教育内容で いい?
人材・教育
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まず答え
全部を同じにする必要はありません。ただし、安全や緊急時対応など担当業務に必要な基礎は、短期スタッフでも省けません。そのうえで、通年スタッフには広い業務・判断・引き継ぎまで、短期スタッフには実際に担当する仕事と現場固有の注意点を重点的に教える方が合理的です。
詳しい解説
短期スタッフと通年スタッフで、教育時間や担当範囲まで完全に同じにする必要はありません。ただし、勤務期間が短いことを理由に、担当業務に必要な安全教育や現場固有の注意点を省くのは適切ではありません。
米国OSHAは、短期・派遣労働者にも常用労働者と同じ安全衛生上の保護が必要だと明記しています。また、一般的な安全教育と、実際の職場・設備・作業に合わせた現場固有の教育を分けて考えるよう示しています。現場側は、その場所で使う機械、化学物質、暑熱、車両、緊急手順など、担当業務に関係する内容を具体的に教える必要があります。
ゴルフ場で考えると、受付だけを担当する短期スタッフと、コース管理機械を扱うスタッフでは必要な教育は違います。一方、避難方法、事故時の連絡、来場者対応、担当区域で起こり得る危険など、実際に関わる共通項目は雇用期間にかかわらず共有しておく必要があります。
通年スタッフには、複数部署の連携、季節ごとの変化、判断権限、教育担当、引き継ぎなど長期運営に必要な内容を追加しやすくなります。短期スタッフは担当範囲を明確に絞り、初日に必要な内容を確実に理解できる形へ整理する方が実務的です。
つまり「短期だから教育を減らす」ではなく、「全員に必要な基礎」と「担当業務ごとの教育」を分けます。短期スタッフでも同じ仕事をするなら、その仕事に必要な教育水準まで下げないことが基本です。