ゴルフ百科事典

ゴルフの「スイングアーク」って、何を指す?

クラブ軌道・スイングアーク

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まず答え

スイングアークは、スイング中にクラブヘッドが描く曲線状の軌道を指します。円のように見える部分はあっても、身体や腕も動くため、スイング全体が一つの固定された円や平面になるわけではありません。

詳しい解説

スイングアークは、クラブヘッドがスイング中に空間を移動して描く曲線状の軌道です。正面や後方から見ると円弧のように見える部分がありますが、実際のクラブヘッドは3次元で動き、身体の回転、腕や手首の動き、クラブの長さなどが重なって軌道が作られます。

架空の3D軌道を斜めから見た投影例です。オレンジは区間を選ぶ考え方の例で、Trackmanの実際の計測区間や円・面の当てはめ結果ではありません。人体、実スイング軌道、推奨プレーンを示しません。

TrackManはSwing Planeを、スイングアーク下部でクラブヘッドが動く円に近い面の地面に対する角度として扱っています。またSwing Radiusは、ダウンスイングの膝の高さ付近からインパクト直前までのクラブ軌道に円を当てはめ、その半径として求めます。つまり「アーク」はクラブヘッドの軌道そのもの、「半径」や「プレーン」はその一部を説明するための測定・近似です。

一方、3次元解析研究では、ダウンスイング中に腕の運動面が変化し、クラブヘッドもスイング全体を通して一つの固定平面上だけを動くわけではないことが示されています。そのため、スイングアークを「体を中心にした完全な円」や「ずっと同じ一枚の平面」と考えるのは単純化しすぎです。

実際にアークを比較するときは、「どの区間のクラブヘッド軌道を見ているのか」「半径、プレーン、低点など何を比べているのか」を分けて考えると誤解が減ります。