ゴルフ百科事典

ゴルフコース設計の「ヒロイック型」って何?

コース設計思想・ヒロイック型

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まず答え

危険なラインを自分で選び、成功すれば短い次打や良い角度など大きな見返りを得られる設計思想です。全員に危険を強制するペナル型と違い、安全なルートも残しつつ「どこまで危険を引き受けるか」を選ばせます。

詳しい解説

ヒロイック型は、プレーヤー自身に「安全に行くか、危険を越えて大きな見返りを取るか」を選ばせる設計思想です。典型はドッグレッグ内側や水・バンカーを斜めに越えるルートで、危険側を成功すると残り距離が短くなったり、次打の角度が良くなったりします。一方、安全側には遠回りでもプレーを続けやすいルートを残します。ペナル型のように全員へ同じ強制キャリーを課すのとは違い、挑戦量を自分で決められるのが核心です。戦略型も複数ルートを使いますが、ヒロイック型は特に「大きな危険を引き受けて大きな利益を狙う一打」を前面に出します。ただし、用語は規則上の公式分類ではなく、実際のホールでは戦略型などの要素が混ざることもあります。

複数ルートを残す設計の架空例です。池を避ける外側のルートでは次打の距離が長く、池を越える内側のルートに成功すると残り距離が短くなる配置を描いています。丸印は説明用の到達点で、必ず打てる距離や安全な着弾範囲ではありません。攻める側を選ぶべきかは飛距離、ばらつき、風などで変わります。戦略型・ヒロイック型の共通する関係を示す図で、ペナル型そのものや実在コースの攻略図ではありません。