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部員1人、クラブの次は目土袋 富山で始まった「働く女子ゴルフ部」
GOLF DNA編集部🇯🇵
3行まとめ
- 富山みらい学園の女子ゴルフ部は、地元出身の部員1人で始まった。
- 特待生の学費・寮費を支え、生活費はゴルフ場の仕事で賄う仕組み。
- 目土は練習にもなるのか。
県外の強豪校を選ぶか、富山に残るか。杉崎希歩は、地元に新設された女子ゴルフ部を選んだ。2026年春に始まった富山みらい学園の部員は、杉崎ただ1人だった。
その一日は、クラブを振るだけでは終わらない。練習の合間に目土袋を持ち、コースへ出る。
学費の支援と、ゴルフ場の仕事を組み合わせる
学校の2027年度募集案内では、定員のある特待生について授業料・寮費・遠征費を無料とし、生活費等は近隣ゴルフ場などでのアルバイトで賄うとしている。これは誰でも費用がゼロになるという話ではない。学校で学び、コースで練習し、同じゴルフ場で働くという設計だ。
創部時に監督の中村修が紹介した仕事は、バッグの積み下ろし、繁忙期の食堂の手伝い、目土など。杉崎が練習の合間にディボット跡を直している様子も、監督の9月の記録に出てくる。
「目土も練習」は、どこまで本当か
中村監督は、コースを歩いて傾斜や芝の状態、プレーヤーのミスの痕跡を見ることが、マネジメントの学びになると考える。たしかに、打つ側だけでは見落とす地面の情報に触れられる。だが、目土をしたからスコアが上がると実証されたわけではない。仕事、授業、練習、休養の配分も、この仕組みを続けるうえで欠かせない。
杉崎は5月の富山県高校総体で72を出し、女子の部を制した。これは本人の結果であって、目土の効果を示す数字ではない。
部員1人から始まった部活が作ろうとしているのは、強豪校のコピーではない。地元を離れず、学ぶ費用を抑えながら競技を続ける、もう一つの進路だ。その仕組みが選手を育て、次の部員も迎えられるか。答えはこれから出る。
出典:みんなのゴルフダイジェスト(2・3) / golf.mirai-toyama.com / fnn.jp / toyama-koutairen.jp
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