選手ではなくキャディーが17番でホールインワン TPCソーグラスの1球勝負、26回目で初
GOLF DNA編集部🇺🇸
3行まとめ
- TPCソーグラス17番のキャディー競技で、2025年にJJジャコバックが初のホールインワンを記録した。
- 大会前の水曜日、選手を支えるキャディーが一人1球だけ打つ恒例行事。
- 26回目にして初めてカップに入った。
ザ・プレーヤーズ選手権の開幕前、水曜日のTPCソーグラス17番では、選手ではなくキャディーがティーに立つ。一人1球ずつアイランドグリーンへ打ち、ピンまでの近さを競う恒例行事だ。2025年3月12日、このキャディー競技で初めてホールインワンが生まれた。
奥に落ちた球がスピンで戻った
打ったのは、当時コリン・モリカワのキャディーを務めていたJJジャコバック。米国男子(PGAツアー)によると、131ヤードをピッチングウェッジで打った球はカップの約15フィート奥に落ち、スピンで戻って入った。競技が正式に始まった2000年から数えて26回目。毎年キャディーが挑んできた17番で、これが最初のエースだった。
打ったキャディーは元大学王者
キャディーだから偶然、と片づけられない経歴もある。ジャコバックはカリフォルニア州立大チコ校でプレーし、NCAAディビジョンIIの個人選手権を2度制した。下部ツアーにも3試合出場している。ふだんは選手の球筋を見守る人が、この日だけ自分のショットで注目を集めた。
追悼の行事として続く1球勝負
キャディー競技は2000年に正式に始まり、現在はトム・ワトソンのキャディーを長く務めたブルース・エドワーズを記念する行事として続く。エドワーズはALSを患い、2004年に亡くなった。米国男子(PGAツアー)は2014年から、この行事に伴う寄付に同額を上乗せする取り組みも行っている。
本戦では、17番の一打が選手のスコアを動かす。水曜日には、バッグを担ぐ人が1球だけ打つ人になる。ジャコバックのエースが面白いのは、裏方がたまたま主役になったからだけではない。競技者だった人が、選手を支える立場で戻ってきたティーから、26回目で初めてカップを捉えたからだ。
出典:PGA TOUR(2) / clemsontigers.com / theplayers.com
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