午前0対4から午後7対3へ 英国・アイルランド、最後の1パットで11年ぶりウォーカーカップV
GOLF DNA編集部🇬🇧

3行まとめ
- 英国・アイルランドはウォーカーカップ最終日午前を0対4で落とし、米国に9.5対6.5と3点差をつけられた。
- それでも午後10試合から必要な7点を取り切り、最後はジョシュ・ヒルが18番で決勝点。
- 13.5対12.5で2015年以来の優勝を果たした。
英国・アイルランドは、午前を0勝4敗で終えたその日の午後に、ウォーカーカップをひっくり返した。
2026年9月6日、アイルランドのラヒンチで行われた最終日。米国は午前のフォアサム4試合を全勝し、午後のシングルスを前に9.5対6.5と3点リード。英国・アイルランドが優勝するには、残る10試合から7点が必要だった。
結果は、その7点をちょうど取り切って13.5対12.5。2015年以来、11年ぶりにウォーカーカップを取り戻した。
9.5対6.5が、最初の4試合で10.5対9.5へ
午後は序盤から流れが逆になった。
ジャック・ウェーリーがウィリアム・ジェニングスに8&7、スチュアート・グレハンが世界アマチュアランキング1位のプレストン・スタウトに2&1、ルーク・ポールターがイーサン・ファングに3&1、タイラー・ウィーバーがジェイ・レンJr.に4&3で勝利。英国・アイルランドはシングルス最初の4試合を取り、10.5対9.5とこの日初めて全体スコアで前へ出た。
ただし、そのまま決まったわけではない。米国も巻き返し、終盤には12対12。残った2試合で、米国はあと1点を取ればカップを保持できる状況になった。
12対12から、最後の2試合が18番まで行った
コナー・グラハムはマイルズ・ラッセルに1ダウンで18番へ。ラッセルのバーディーパットが外れたあと、グラハムがバーディーを決めて試合を引き分けに戻し、両チームは12.5点で並んだ。
最後に残ったのがジョシュ・ヒル対タイラー・ワッツ。18番はオールスクエアで、引き分けなら米国が13点に達してカップを保持する。英国・アイルランドにはヒルの勝利が必要だった。
ヒルは18番のグリーンサイドバンカーから3打目を約3フィートへ。ワッツのバーディーパットが外れたあと、その短いパットを沈めて勝負を終わらせた。最終スコアは13.5対12.5だった。
3点差より「残り何点あるか」で見え方が変わる
ここからはGOLF DNAの解釈だ。
午後開始時の3点差だけを見ると、米国が大きく優勢に見える。実際、英国・アイルランドは午前に1点も取れなかった。
一方で、午後には10ポイントが残っていた。英国・アイルランドが必要だったのは7点で、実際にシングルスを7対3で取った。チーム戦では現在の点差だけでなく、「あと何試合あり、何点が動き得るか」まで見ないと優勢の大きさは分からない。
午前0対4、午後7対3。ウォーカーカップ最終日は、同じ1日の中で流れが完全に反転した。
出典:Golf Monthly / The R&A / golfchannel.com
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- それでもチームは13.5点に到達した。