ゴルフ百科事典

パターのサイトラインは、多いほど狙いやすい?

パターヘッド・アライメント

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

多いほど有利とは限りません。複数のラインで合わせやすくなる人もいますが、精度は本数だけでは決まらず、ボールの線やヘッド形状との組み合わせ、自分の見え方で変わります。

詳しい解説

サイトラインは、本数を増やせば自動的に狙いやすくなるものではありません。2021年の43人を対象にした比較では、比較した1本線モデルより3本線モデルでアライメント精度が高かった一方、ボール側は線の本数だけによる差が確認されず、ボールとパターの線の数・形がそろった組み合わせで精度が高まりました。ただし、使われたパターは形状も異なる2モデルなので、本数だけが差の原因だとは言い切れません。また、評価の中心は構えた時の向きであり、そのまま実戦の成功率を保証する結果ではありません。

同じ外形へ線数だけを変えて置く説明用の例です。実製品・研究の比較モデル・視点による錯視量を再現しません。線の多さから照準精度、開始方向、成功率を決める図ではありません。

市販モデルの設計も一方向ではありません。Studio Style Squarebackは高コントラストの直交するアライメント形状を採用し、2026年のPhantom 9.5Rは1本の長いサイトラインを採用しています。重要なのは本数より、フェースの向きと目標線を迷わず合わせられるかです。

比較するなら、1本線、多本線、線が少ない形を同じ距離・同じボールで試し、構え直しの少なさ、開始線、合わせやすさを見ます。情報量が多いほど迷う人には、シンプルな形の方が合うこともあります。