ボール初速と 打ち出し角は、 どう 区別する?
弾道計測・初期条件
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詳しい解説
ボール初速と打ち出し角は、どちらもインパクト直後の弾道条件ですが、表しているものが違います。
TrackManの定義では、ボール初速はクラブフェースからボールが離れた直後のボール重心の速度です。通常はm/sやmphで表します。数字が大きいほど、同じ方向へ出たと仮定すれば、ボールはより速く飛び出しています。
一方、打ち出し角は、ボールがクラブフェースから離れた直後に、水平線に対してどの角度で上向きに進み始めたかを表す垂直角です。単位は度です。つまり、ボール初速が初期速度ベクトルの「大きさ」、打ち出し角がそのベクトルの「上下方向の向き」を表す、と分けると理解しやすくなります。
そのため、同じボール初速でも打ち出し角は変わり得ます。たとえば同じ60m/sでも、低く出る球と高く出る球では弾道の高さやキャリーが変わります。逆に、打ち出し角が同じでもボール初速が違えば、到達距離や最高到達点は同じになりません。
また、打ち出し角はダイナミックロフトそのものではありません。TrackManは打ち出し角をボールの初期進行方向として定義し、ダイナミックロフトとは強く関係するものの別の測定値として扱っています。ボール初速もクラブヘッドスピードとは別で、打点や衝突効率によって変わります。
弾道を見るときは、ボール初速を「速さ」、打ち出し角を「上下方向」、さらにスピン量とスピン軸を回転条件として分けて読むのが基本です。飛距離や高さを一つの数字だけで説明せず、これらの初期条件を組み合わせて判断します。