ゴルフ百科事典

クラブヘッドの「ボア深さ」と「シャフト挿入深さ」は同じ?

クラブ組立・ホーゼル/挿入深さ

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まず答え

同じとは限りません。ボア深さはホーゼル上端から穴の最深部まで、シャフト挿入深さは実際にシャフト先端がホーゼル内へ入る長さです。ヘッド内部にウェイト用の穴が続く構造では、ボア深さの方が長くなります。

詳しい解説

クラブヘッドのボア深さとシャフト挿入深さは、どちらもホーゼル内部の寸法ですが、測っている場所が違います。

GolfWorksの資料にあるウェイト用ボアを含む構造の概念例です。HSDは実際のシャフト挿入深さ、HBDはさらに下へ続くウェイト用ボアを含む穴の深さとして区別します。シャフト先端は段差の支持部分へ接しており、途中に浮かせる組立指示ではありません。全ヘッドがこの内部形状という意味ではなく、寸法比・接着・トリミング等は実製品の指定を確認します。

の測定資料では、HBD(Hosel Bore Depth)はホーゼル上端からウェイト用ボアを含む穴の最深部までの距離です。一方、HSD(Shafting Depth)は実際にシャフト先端がホーゼル内へ挿入される長さです。同資料では、HBDはHSDにウェイトボアの深さを加えた値として扱われる場合があると説明しています。

そのため、製品仕様に「Bore Depth 1.25インチ」などと書かれていても、その数値がそのままシャフトの接着長さとは限りません。ヘッドの内部構造によって、シャフトが止まる位置より下に空間が続くことがあります。

クラブ組立では、ボア深さ、実際の挿入深さ、先端径、メーカーのトリミング指定を分けて確認します。特にシャフトのしなりや完成長への影響を考えるときは、ヘッドの穴の総深さではなく、実際にどこまでシャフトが固定されているかを確認することが重要です。