ゴルフ百科事典

ゴルフクラブのヘッドとシャフトは、何で固定している?

クラブ組立/エポキシ接着

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まず答え

一般的な接着式のクラブでは、ヘッドのホーゼルとシャフトをクラブ組立用の2液性エポキシ接着剤で固定します。強度は接着剤だけでなく、接着面の清掃・下処理、正しい混合比、十分な硬化時間まで含めて決まります。

詳しい解説

接着式のゴルフクラブでは、シャフト先端をヘッドのホーゼルへ差し込み、クラブ組立用のエポキシ接着剤で固定するのが一般的です。エポキシは主剤と硬化剤を混ぜて化学反応で硬化するため、単に「のりで貼る」のとは違い、衝撃やねじりを受ける接合部を保持するために使われます。

接着式クラブではシャフト先端とホーゼルの間をクラブ組立用エポキシ等で固定します。図は中空シャフトと接着層の局所関係で、接着層の厚さは説明のために誇張し、奥底やスリーブの構造は省略しています。実際の径や下処理、混合比・温度・硬化条件は製品指定に従い、径の不一致を厚い接着剤で埋める施工図にはしません。

R&Aの現行Equipment Rulesは、組み立てられたクラブの接着部分について、緩めるのに熱を必要とする程度に固定されていることを求めています。これは、ラウンド中に簡単に動くような接合ではなく、クラブが一体として固定されている必要があるという考え方です。

実際の組立では、接着剤の銘柄だけでなく下処理が重要です。のリシャフト手順では、古いエポキシをホーゼル内部から除去し、シャフト先端を適切に下処理したうえで接着します。同社のクラブ用高強度エポキシには、1:1で混合し24時間で完全硬化する製品もあれば、より短時間で硬化する専用品もあり、硬化条件は製品ごとに異なります。

したがって「5分エポキシなら何でもよい」「表面が乾いたらすぐ打てる」とは考えない方が安全です。使用する接着剤の指定混合比、作業温度、使用可能になるまでの時間、完全硬化時間に従う必要があります。また、シャフト先端とホーゼル径が合っていない状態を接着剤の厚みだけで埋めるのも適切ではありません。

組み直しやリシャフトでは、素材を傷める加熱や研磨のリスクもあるため、特にカーボンシャフトや可変スリーブは専門知識のある工房へ依頼する方が安全です。