ゴルフ百科事典

スイングを頭の中でイメージするときも、運動を制御する脳の領域は働く?

運動イメージ・神経制御

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まず答え

ゴルフスイングを体を動かさずにイメージした研究でも、運動皮質などの活動が観測されています。ただし、脳の活動が見えることだけで、実際に打つのと同じ練習効果があるとは言えません。

詳しい解説

スイングをイメージすることは、単に言葉で手順を思い出すことに限りません。動きを頭の中で再現する際にも、運動に関わる脳の領域が働くことが研究されています。

2003年のゴルフ研究では、ハンディキャップの異なる6人が、自分の目線でスイングをイメージしているときの脳活動をfMRIで調べました。安静時との比較では、運動皮質、補足運動野、小脳など複数の領域で活動が観測されました。

ただし、測ったのは頭の中のイメージで、実際のフルスイング中の活動ではありません。『同じ領域が働くから、実打と同じだけ上達する』とはこの結果から言えません。

研究では技能と活動範囲の関連も報告されていますが、対象は6人です。脳の活動を意図的に減らせば上手くなる、活動量だけでフォームの正しさを判定できる、とも解釈しません。

この研究が示すのは、複雑なゴルフ動作をイメージする過程を、脳活動として調べられるということです。イメージ練習を使うなら、その神経活動の説明だけで効果を決めず、実際の、方向、距離などの変化も確認します。