ゴルフ百科事典

ゴルフでいう「運動イメージ」って何?

運動学習・イメージ

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まず答え

運動イメージは、実際には体を動かさずに、スイングやパットを行う動き・感覚を頭の中でシミュレーションすることです。球が入る場面だけを思い浮かべる結果イメージとは別で、視覚だけでなく身体感覚を含むことがあります。実打の代わりではなく、補助練習として使います。

詳しい解説

運動イメージは、実際の動作を行わずに、その動きを頭の中で再現する練習です。自分の目線から動きを見るように思い浮かべる方法や、手・腕・体の動く感覚、、インパクトの感触などを思い浮かべる方法があります。単に「ボールが入る」「ナイスショットになる」という結果だけを想像することとは分けて考えます。

SmithとHolmesは経験のある男性ゴルファー40人を4群に分け、6週間のパッティング課題で、文章、音声、自分の内的視点の映像、対照条件を比較しました。事後テストでは音声と映像の群が文章群と対照群より良い成績を示し、同じイメージ練習でも提示の仕方で効果が変わり得ることが示されました。

Williamsらは、イメージ能力が低い初心者24人を、段階的にイメージの要素を加える練習、通常の運動イメージ、ボールが入る様子を思い浮かべる視覚イメージの3群に無作為に分けました。4日後、身体感覚を伴うイメージ能力、複雑な動作のイメージ能力、実際のパット成績が改善したのは段階的練習群でした。つまり「頭の中でイメージすれば誰でも同じように上達する」とは言えず、イメージを作る能力や方法も結果に関わります。

実用上は、運動イメージを実打の代わりにせず、実際のショットと組み合わせます。自分が見たい視点、テンポ、身体感覚などを短く具体的に思い浮かべ、実打後の・出球・距離と照合します。イメージの内容が鮮明でも、実際の動作や結果と一致しているとは限らないため、結果を見ながら自分用に調整します。