ゴルフ百科事典

同じ「キャリー」でも、サービスごとに数値の定義が違うことはある?

ゴルフデータ・指標定義

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まず答え

あります。同じ「キャリー」という表示でも、着地点の扱い、実測した初期条件からの計算、標準気象条件への正規化など、サービスやモードで前提が違うことがあります。別サービスの数値を比較・統合する前に、定義と環境補正の条件を確認します。

詳しい解説

「キャリー」は一般にはボールが空中を飛ぶ距離ですが、機器やサービスで算出条件まで同じとは限りません。特に屋内計測では、実際の着地点まで追跡できない場合があり、・打ち出し・スピンなどから弾道を計算します。

TrackmanはPracticeのCarryを、打ち出し地点から、ボールが打ち出し地点と同じ高さを通過する地点までの直線距離として定義しています。また同じTrackmanでも、Shot Analysisでは25℃・海面高度・無風などの標準条件へ正規化した距離を使える一方、Virtual Golfでは風、高低差、気温、空気密度などコース条件を反映するため、同じようなショットでもキャリー表示が異なる場合があると説明しています。

Foresight SportsはCarryを、初期打ち出し条件から生じる飛行距離として説明し、同社資料ではボール初速、、スピンなどから弾道・キャリーを求める考え方を示しています。GCQuadでは気圧・気温・推定標高に基づきCarry Distanceを調整する設定もあります。

したがって、別サービスの「キャリー」を一つの列へまとめたり比較したりするときは、①実測か計算か、②着地面の高低差をどう扱うか、③風・気温・気圧・標高を反映するか、④標準条件へ正規化しているか、⑤単位や丸め方法、を確認します。同じ項目名でも前提が違えば、同じショットから別の数値が出ても異常とは限りません。