ゴルフ百科事典

ゴルフボールの中間層は、材料配合を変えるとスピン量も変わる?

マントル・中間層

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

変えられます。は、多層ボールのケーシング層に使う熱可塑性イオノマーの種類や配合比を変えることで、の特性を保ちながらスピンを微調整できると説明しています。ただし、実際のスピンは、コア、打撃条件との組み合わせでも変わります。

詳しい解説

多層ゴルフボールでは、コアと外側のカバーの間に中間層があります。メーカーによって呼び方は異なりますが、マントル層やケーシング層と呼ばれる部分です。

多層ボールの中間層はコアとカバーの間にあり、配合や構造を通じて速度・スピンなどの設計へ関わります。図は三層の概念で、実製品の層数、材料、厚さの比率を再現しません。中間層だけでスピン量が決まるわけではなく、完成球の設計と打撃条件を合わせて評価します。

Titleistは系の製造工程で、コアの周囲に薄い高速ケーシング層を射出成形しています。この層には熱可塑性イオノマーを使い、コアを湿気から守りながら、ボール構造へ速度を加える役割があると説明しています。

さらに同社は、イオノマーの種類や配合比を変えることで、この中間層を使ってボールのを微調整できるとしています。つまり、中間層は単なる保護膜ではなく、材料設計によってボール性能を調整する構成要素です。

ただし、中間層だけで実際のスピン量が決まるわけではありません。ショット時のスピンは、コア、カバー、各層の硬さ・厚さ、クラブ、ヘッド速度、ロフト、などの組み合わせで変わります。

したがって『マントルが硬いから必ず低スピン』『この材料なら何rpm変わる』と単純化せず、中間層はボール全体の設計の中でスピンと速度を調整する一つの要素として理解するのが適切です。