ゴルフボールの 中間層は、 材料配合を 変えると スピン量も 変わる?
マントル・中間層
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詳しい解説
多層ゴルフボールでは、コアと外側のカバーの間に中間層があります。メーカーによって呼び方は異なりますが、マントル層やケーシング層と呼ばれる部分です。
TitleistはPro V1系の製造工程で、コアの周囲に薄い高速ケーシング層を射出成形しています。この層には熱可塑性イオノマーを使い、コアを湿気から守りながら、ボール構造へ速度を加える役割があると説明しています。
さらに同社は、イオノマーの種類や配合比を変えることで、この中間層を使ってボールのスピン量を微調整できるとしています。つまり、中間層は単なる保護膜ではなく、材料設計によってボール性能を調整する構成要素です。
ただし、中間層だけで実際のスピン量が決まるわけではありません。ショット時のスピンは、コア、カバー、各層の硬さ・厚さ、クラブ、ヘッド速度、ロフト、打点などの組み合わせで変わります。
したがって『マントルが硬いから必ず低スピン』『この材料なら何rpm変わる』と単純化せず、中間層はボール全体の設計の中でスピンと速度を調整する一つの要素として理解するのが適切です。