心臓の 病気が ある 人は、 ゴルフを 続けても いい?
身体能力・持久力/ラウンド持久性
あとで読む保存した記事へ →
まず答え
一律にやめる必要があるわけではありません。状態が安定し、医療者と安全な運動の強さを確認できていれば、心臓の病気がある人でもゴルフを続けられる場合があります。歩行や坂道、暑さで負荷が上がるため、「激しくないスポーツだから安全」とは決めつけないことが大切です。
詳しい解説
心臓の病気があるからといって、ゴルフが一律に禁止されるわけではありません。心血管疾患のある人でも、状態を評価し、その人に合う運動強度を決めたうえで身体活動を続ける考え方が一般的です。
ゴルフは見た目以上に負荷が変わります。歩きのラウンドでは数時間の歩行に坂道、暑さ、荷物の運搬などが重なります。心疾患のある人が9ホールを歩いて回った小規模研究では、平均の運動強度は中等度でも、本人の最大能力に対する負荷は健康な人より高く、一部では運動負荷試験で確認した水準を超えました。
最近の心臓発作、手術・処置後、症状が安定していない場合は、自己判断で通常ラウンドへ戻さず、担当医療者や心臓リハビリの専門家と再開条件を決めます。プレー中に胸の圧迫感、強い息切れ、めまい、異常な動悸などが出たら、まずプレーを中止します。
胸の圧迫感や痛み、急な息切れ・呼吸困難など、心臓発作が疑われる症状がある場合は、様子を見て待たずに救急要請します。日本では119番へ連絡し、同伴者やゴルフ場スタッフにも知らせてください。症状を「いつもの持病」と自己判断せず、救急の指示に従います。