ゴルフ百科事典

低ハンデほど、ドライバーのクラブパスやフェース角、打点のショット間ばらつきも小さい?

ドライバー・ショット間変動

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まず答え

平均的には小さい傾向が確認されています。男女285人を調べた研究では、低ハンデ群ほどドライバーの、、、入射角などのショット間ばらつきが有意に小さくなりました。ただし、ばらつきを一つだけ減らせばハンデが下がるという因果までは示していません。

詳しい解説

Betzlerらの2012年研究では、男女285人のゴルファーが複数回ドライバーを打ち、インパクト直前からインパクト時のクラブ挙動と打点を計測しました。技能水準は自己申告ハンディキャップで分類されています。

クラブパス、フェース角、打点などは、同じ条件で複数球打ったときの散らばりをそれぞれ確認します。図の二列は分布の読み方を示す架空例です。研究のハンデ群の数値や分布、因果効果を再現したものではなく、身体各部の軌道を完全にそろえる指示でもありません。

その結果、低ハンデのゴルファーほど、クラブヘッド速度、ボール速度との効率、フェース上の打点、入射角、クラブパス、フェース角のショット間ばらつきが有意に小さくなりました。つまり、上級者では単に平均値が違うだけでなく、インパクト付近の複数の条件が球ごとにそろいやすい傾向が確認されています。

ただし、これは『身体の動きを毎回まったく同じにするほど上手い』という意味ではありません。身体各部の動きには機能的なばらつきがあり得ますし、この研究が直接測ったのは主にクラブヘッドの提示条件と打点です。身体動作のばらつきが小さいほど良い、と読み替えることはできません。

また横断比較なので、クラブパスやフェース角のばらつきを単独で小さくすれば、その結果としてハンデが下がるという因果も示していません。実用上は、平均値だけでなく、同じ条件で複数球を打ったときのクラブパス、フェース角、打点、入射角などの散らばりを見ると、技能や調整の安定度を評価しやすくなります。