シャフト・トルク/動的ねじれ
シャフトの「トルク3°」は、スイング中に3°ねじれるという意味?
いいえ。トルク3°は、一定の試験条件でねじる力を加えたときの角変位を示す仕様値で、実際のスイング中に常に3°ねじれるという意味ではありません。動的なねじれは、加わる力、ヘッド、シャフト設計、スイングによって変わります。
シャフトのトルク値は、ねじりに対する柔らかさを「度」で表した仕様です。一般的な測定ではシャフトを固定し、一定のねじる力を加えたときに何度回転したかを測ります。したがって「3°」は、その試験条件での角変位であって、ダウンスイングからインパクトまでシャフトが3°だけねじれる、という実測値ではありません。
実際のスイングでは、ヘッドの重心がシャフト軸から離れていることや、加速の大きさ・タイミングによって、ねじる力が時間とともに変わります。査読研究でも、トルク特性の違うシャフトでインパクト時のフェース向きや弾道に差が出ていますが、動的なねじれ角そのものを仕様値と同一視していません。
トルク値は、実際のスイング中のねじれ角をそのまま表す数値ではありません。フィッティングではトルクだけで適否を決めず、同じヘッド条件で出球、打点、散らばり、振りやすさまで合わせて比較します。
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