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ゴルフ百科

シャフト

シャフトのトルクは、小さいほど曲がりにくくて良い?

いいえ。トルク値が小さいほどシャフトはねじれにくくなりますが、それだけで「曲がりにくい」「良いシャフト」とは決まりません。トルクはフェース向きや打感に影響し得る設計要素の一つで、重量・曲げ剛性・長さ・ヘッドとの組み合わせまで含めて判断します。

シャフトの「トルク」は、ねじる力を加えた時にどれだけ回転するかを表す値です。一般に数値が小さいほどねじり剛性が高く、同じ負荷ではねじれにくくなります。

ねじれ量が変われば、インパクトでのフェース向きにも影響する可能性があります。40人の右打ちゴルファーが、トルク以外の性質をできるだけ近づけた2本のドライバーシャフトを打った実験では、高トルク側は平均するとインパクトでフェースがやや開き、ボールの最終位置もより右になる傾向が出ました。つまり、トルクは実際に弾道へ影響し得ます。

ただし、ここから「低トルクなら必ず真っすぐ」「低いほど上級者向けで高性能」とは言えません。影響の大きさはゴルファーごとに異なり、実際の球筋はフェース向き、クラブ軌道、打点、シャフトの曲げ剛性や重量、長さなどの組み合わせで決まります。現在のシャフト設計でも、ねじり剛性をシャフト全体で一律に下げるのではなく、部分ごとに調整してフェースの戻りや打感を整える考え方があります。

シャフト選びでは、トルク単独の数字を順位表のように見るより、同じヘッドで打った時の打点、出球、曲がり、振りやすさがどう変わるかで比較する方が実用的です。

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