ゴルフ百科事典

歩いてラウンドするなら、バッグは軽ければ軽いほど体の負担が少ない?

キャディバッグ・携行

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まず答え

軽量化は負担を減らす方向ですが、重量だけで決まりません。ゴルフバッグを担ぐと無負荷より身体負担が増え、同じ重さでもダブルストラップはシングルストラップより酸素消費や心拍が低かった研究があります。重量と背負い方をセットで考えるのが実用的です。

詳しい解説

歩いてラウンドするとき、バッグの余分な重量を減らすことは身体負担を抑える方向に働きます。ただし「最軽量のバッグなら必ず最も楽」と重量だけで決めるのは単純すぎます。

ゴルファー16人を対象に、無負荷、シングルストラップ、ダブルストラップで12.5kgのゴルフバッグを持って歩かせた研究では、バッグを持つ条件は無負荷より代謝負担が大きく、さらに同じバッグ重量でもダブルストラップはシングルストラップより酸素消費量、換気量、心拍数が低くなりました。別の15人の研究でも、シングルストラップとダブルストラップで携行時の代謝と快適性が比較されています。

つまり、負担を決めるのは総重量だけではありません。左右に荷重を分散できるか、バッグが体に安定しているか、ストラップが合っているか、クラブや荷物をどれだけ入れているかも影響します。

実用上は、使わない物を抜いて軽くしたうえで、両肩で安定して担げる設定にするのが合理的です。肩や腰に違和感がある場合は、さらに軽量化するか手押しカート等へ切り替える選択肢があります。なお、研究は短時間の歩行試験が中心で、「何kgなら安全」という一律の境界までは示していません。