ゴルフ百科事典

重いゴルフバッグを担ぐと、身体の負担は増える?

バッグ重量/身体負荷

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まず答え

増えます。ただし「バッグが何kg増えるとが何%増える」と一律には決まりません。研究では、バッグを担ぐことで空身の歩行より酸素消費や心拍などが増え、同じバッグでも片掛けより両肩ストラップの方が負担が小さかった例があります。

詳しい解説

ゴルフバッグを担いで歩くと、身体は自分の体重だけでなくバッグという外部負荷も運びます。そのため、同じ速度で歩いても空身より呼吸・循環や筋骨格系への負担が増える方向になります。

2019年に発表された研究では、16人の健康な男性レクリエーションゴルファーが、12.5kgのゴルフバッグを片掛け、両肩ストラップ、無負荷の3条件で、それぞれトレッドミルを5分間歩きました。バッグを担ぐ2条件はいずれも無負荷より代謝負担が大きく、両肩ストラップは片掛けより酸素消費、換気量、心拍が低い結果でした。つまり重量だけでなく、どう分散して担ぐかでも負担は変わります。

一方、実際の18ホールでは単純ではありません。2023年の競技ゴルファー研究では、バッグを担ぐ、手押しトロリー、歩行用の電動トロリーの3条件で総活動エネルギー消費の差は小さかった一方、電動トロリーは心拍や主観的運動強度が低い傾向でした。乗用カートの研究ではなく、3条件とも歩いてラウンドしています。ラウンド全体では歩行そのものの運動量が大きいため、バッグの運び方だけで総消費エネルギーが決まるわけではありません。

したがってバッグ選びでは、軽さだけでなく、両肩で安定して担げるか、ストラップが合うか、不要な荷物を減らせるかも身体負荷に関係します。肩や腰の症状がある人では研究値をそのまま当てはめず、無理に担がず手押し・電動トロリーなども選択肢にします。