ゴルフ百科事典

AIの姿勢推定は、スイング動画から本物の関節を直接測っている?

映像による身体位置推定

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まず答え

通常は画像の特徴から身体の位置を推定しています。画面の点や3D座標は推定結果であり、身体内部の関節を直接測定した値ではありません。

詳しい解説

動画の肩、肘、腰などに点が表示されると、関節の位置を直接測ったように見えます。しかし、画像を使う姿勢推定は、学習したモデルが身体の特徴から対応する位置を推定する処理です。

領域分割は画素ごとに人物等のカテゴリーを割り当て、姿勢推定は身体に対応する点の位置を求めます。図は出力の違いを説明する独自の記号で、点の位置・数・線の接続は特定モデルの仕様や解剖学的な計測法ではありません。両方を出力するモデルもありますが、人物の輪郭が得られたことだけで関節角度の精度や、クラブ・ボールの検出まで保証されません。

GoogleのMediaPipe Pose Landmarkerは、画像や動画から人の身体を検出し、身体の位置を示すランドマークを出力します。公式説明では33点の3次元位置を推定するモデルを示しており、肩、肘、手首、腰、膝などの近似位置が含まれます。画像内の座標と3Dの座標が出力されても、骨や関節の内部を撮影して直接測っているわけではありません。

したがって、表示された点を線でつないだ図は、身体の動きを見る手掛かりとして使います。「3Dと表示された」「点が滑らかに動く」ということだけで、そのゴルファーの関節位置や角度が正確だと確認したことにはなりません。

姿勢推定の基本機能と、ゴルフスイングでどの程度正確に使えるかという性能評価も別です。撮影方向や身体の重なり、解析方法を含む条件で確かめる必要があり、一般の姿勢推定ツールが、そのままゴルフ用の精密計測器になるとは限りません。