ゴルフ百科事典

スイング動画の人物を切り抜く処理と、関節位置を推定する処理は何が違う?

画像領域と位置推定

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まず答え

人物の切り抜きは「画像のどの画素が人物か」という領域の推定です。関節位置の推定は「肩や肘などがどこにあるか」という点の推定です。領域が分かっても、関節やクラブの位置まで自動的に分かるわけではありません。

詳しい解説

スイング動画で人物の背景を消す処理と、身体に点を付ける処理は、求めている答えが違います。

領域分割は画素ごとに人物等のカテゴリーを割り当て、姿勢推定は身体に対応する点の位置を求めます。図は出力の違いを説明する独自の記号で、点の位置・数・線の接続は特定モデルの仕様や解剖学的な計測法ではありません。両方を出力するモデルもありますが、人物の輪郭が得られたことだけで関節角度の精度や、クラブ・ボールの検出まで保証されません。

画像の領域分割は、画素ごとに人物や背景などのカテゴリーを割り当てる処理です。GoogleのMediaPipe Image Segmenterでも、人物と背景を分けるモデルや、髪、肌、服などを分けるモデルが紹介されています。出力はカテゴリーを示す画像や、そのカテゴリーに属する度を示す画像です。

一方、姿勢推定は肩、肘、腰などに対応する点の位置を求めます。人物全体の輪郭を得ることと、輪郭の中の身体位置を推定することは同じではありません。背景をきれいに消せても、正しい関節角度を測れたことにはなりません。

また、領域分割で何を分けられるかは、そのモデルが対応しているカテゴリーによります。人物を分けるモデルを使っただけで、ゴルフクラブや小さなボールも別々に識別できるとは限りません。ゴルフ解析では、人物、クラブ、ボールをどの処理で扱うのかを分けて確認します。