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ディンプルは、数が同じなら配置が違っても飛び方は同じ?

空力・ディンプル/配置

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まず答え

同じとは限りません。ディンプルの配置が変わると、表面の粗さの分布とボール周りの流れが変わり、揚力や抗力も変わり得ます。個数だけでは空力性能は決まりません。

詳しい解説

ディンプル配置は、どの大きさ・形のディンプルを、ボール表面のどこに、どんな間隔で並べるかという設計です。空気はボール表面全体を流れるため、同じ個数でも配置が変われば、の状態や流れが剥がれる位置、後流の形が変わり得ます。

被覆率はボール表面のうちディンプルが占める割合です。図は関係を説明するための局所平面モデルで、球全体の被覆率をこの見取り図から計算するものではありません。実製品の配置や空力の優劣も示していません。

Naruoらの2014年の研究では、浅い大径ディンプルの間に極小ディンプルを置く新しいパターンを風洞で試験し、速度域によってが変わること、流れの可視化でも流線分布に違いが出ることを確認しました。これは、ディンプルの「何個あるか」だけでなく、「どう並んでいるか」もボール周りの流れへ関与することを示します。

ただし、配置だけを切り離して万能な最適パターンを決めることはできません。実際の設計では、数、深さ、直径、形、被覆率、配置が互いに関係します。同じ個数でも飛び方が同じとは限らず、最終的には狙う速度・回転域で揚力と抗力がどうなるかを合わせて評価します。