ゴルフボールの 「ディンプルパターン」とは?
ボール空力/ディンプル
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まず答え
ディンプルパターンは、ボール表面にあるくぼみの数だけでなく、深さ、形、縁の角度、大きさ、配置を組み合わせた空力設計です。わずかな深さの違いでも弾道高さや左右の安定性が変わるため、個数だけでは性能を判断できません。
詳しい解説
ゴルフボールの「ディンプルパターン」は、表面のくぼみを何個付けたかだけを指す言葉ではありません。ディンプルの数、直径や形、深さ、縁の角度、大小の組み合わせ、表面上の配置まで含めた空力設計です。
Titleistは、新しいパターンを決めた後もディンプルの深さや縁の角度をわずかずつ変えて最適化すると説明しています。同社の試験では、ディンプルを浅くすると弾道が高くなり、深くすると低くなる傾向があり、その中間に距離と弾道を最適化できる領域があります。
しかも差は非常に小さくても影響します。Titleistは最適化段階で深さを約0.0002インチずつ変えて検証し、左右でディンプル深さが不均一になると、肉眼ではほぼ分からない差でもボールが横へ外れる例を実験で示しています。
同じメーカー内でも、Pro V1は388個、Pro V1xは348個の四面体配列を採用し、それぞれ異なる弾道窓を狙っています。したがって『ディンプルが多いほど飛ぶ』『少ないほど低く飛ぶ』という単純な関係ではありません。個数はパターン全体の一要素です。
ボールを比べるときは、ディンプル数だけを見るのではなく、そのボールがどの高さの弾道を狙い、実際に自分のショットでどのような飛び方をするかを確認する方が実用的です。