ゴルフ百科事典

旗竿のプリズムが汚れていると、レーザー距離計は測りにくくなる?

距離計・GPS/測距誤差

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

測りにくくなる可能性があります。レーザー距離計は、目標物に当たって戻ってくる光を使って距離を測るため、反射を助ける部分が汚れたり水滴で覆われたりすると測距条件が悪くなることがあります。ただし、プリズムがなくても旗そのものを測れる機種も多く、汚れただけで必ず測れなくなるわけではありません。

詳しい解説

レーザー距離計は、目標物へレーザー光を当て、戻ってきた光から距離を求めます。そのため、目標物からどれだけ光が戻るかは測りやすさに関係します。Garminの公式取扱説明書も、測距精度や測距可能距離は、目標物の反射率や大きさ、天候などの影響を受けると説明しています。

TOF方式では、光を発射して戻るまでの時間を測り、往復分を二で割って直線距離を求めます。送受信の矢印は見やすく離して描いています。ピンの選択や高低差補正は別の処理です。

旗竿に反射用のプリズムや反射材が付いている場合、その表面が泥や汚れ、水滴などで覆われれば、本来の反射を十分に使えず、ロックしにくくなったり測定が安定しにくくなったりする可能性があります。これは「汚れたプリズムなら必ず何ヤードずれる」という意味ではなく、反射条件が悪化する方向に働くということです。

一方、最近のゴルフ用レーザー距離計には、旗そのものを狙い、背景の木などと重なっていても手前の目標を拾う・フラッグファインダー機能があります。Garminは旗竿の細い部分より旗を狙う方が測りやすいと案内しており、Nikonも複数の目標が重なったときに手前の旗竿を検出する機能を搭載しています。したがって、プリズムが汚れていても、旗や別の反射面を正しく捉えられれば測距できる場合があります。

測りにくいときは、まず反射部の汚れや水滴を確認し、旗を狙って本体を安定させ、ピンロックや連続測定を使います。それでも値が安定しない場合は、雨・強い日差し・背景・目標物の大きさなど、プリズム以外の条件も切り分けて考えるのが適切です。