ゴルフ百科事典

ゴルフボールのディンプル直径は、大きいほど飛ぶの?

空力・ディンプル/直径

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まず答え

大きいほど飛ぶとは言えません。ディンプル直径は1個のくぼみの横方向の大きさを表す設計要素で、直径を変えると表面の被覆率やくぼみの体積、流れの状態も変わります。飛び方は直径だけでなく、数・深さ・形・配置との組み合わせで決まります。

詳しい解説

ディンプル直径は、ボール表面にある1個のくぼみの横方向の大きさです。直径が変わると、同じ個数でもボール表面のどれだけをディンプルが占めるかや、くぼみ全体の体積が変わり、、、揚力、抗力に影響します。

直径は横方向の広がり、深さは表面から底までの縦方向の寸法です。空力は形・配置・数や速度・回転などとの組み合わせで変わり、大きい・深いほど飛ぶとは限りません。

MoriyamaとOkanagaの2023年の研究では、ディンプルの直径や個数などを変えて被覆率と体積比を調整した複数の模型球を作り、回転状態で揚力・抗力を風洞測定しました。空力特性と飛翔シミュレーションは、被覆率、体積比、形状などの組み合わせで変化しました。

つまり「直径が大きいほど飛ぶ」「小さいほど抵抗が減る」のような単独ルールにはできません。直径を変えれば、他の設計量も一緒に変わりやすいためです。実際のボール設計では、直径だけを見るのではなく、ディンプル数、深さ、形状、配置、表面の被覆率を組み合わせて、狙う速度・回転域での空力特性を調整します。