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バンカーの水はけは、砂が新しければ良いまま続く?

バンカー砂科学

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まず答え

いいえ。新しい砂の浸透性が高くても、風で入る細粒、土、有機物、刈りかす、藻などが混じると数年で浸透速度が大きく落ちることがあります。砂の性質だけでなく、排水管・ライナー・砂の深さと汚染の進行を合わせて管理します。

詳しい解説

バンカーの排水は「下に排水管があるか」だけでは決まりません。水はまず砂層を通って下へ移動するため、砂そのものの浸透性が重要です。

排水管が正常でも、砂の汚染や砂と下層の組合せで水が残る場合があります。砂を替えるだけ、管を直すだけで解決すると決めず、流入量から出口まで原因を切り分けます。図は確認対象の整理であり、全バンカーの断面構造を示すものではありません。

USGAの資料では、導入時に高い浸透速度を示した砂でも、風で運ばれるシルトや粘土、刈りかすや落ち葉などの有機物、藻、周囲の土の混入によって浸透速度が大きく低下する例が示されています。つまり、完成直後の試験値が良くても、その状態が永久に続くわけではありません。

さらにライナーと砂の境界では水が滞留しやすい条件が生じることがあり、砂の深さや排水管の位置も効きます。水はけが悪くなったときは、単に砂を足すのではなく、砂の細粒化や汚染、排水管の機能、ライナー、砂深、周囲からの表面流入を切り分けて確認する必要があります。