ゴルフ百科事典

動的ライ角とトウアップは、どう区別する?

Impact Geometry

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まず答え

動的は、インパクト時のクラブのライ姿勢を角度で表す測定値です。トウアップは、その姿勢でトウ側が上がっている状態を表す言葉です。つまりトウアップは動的ライ角に現れる一方向の状態で、別の独立した指標ではありません。

詳しい解説

動的ライ角は、クラブが実際にボールへ当たる瞬間のライ姿勢を数値で表したものです。静止したクラブのカタログ上のライ角ではなく、インパクト時のシャフトやフェース面が地面に対してどのような角度になっているかを測ります。

トウ・ヒール方向の傾きによる姿勢の呼び方を示す記号例です。実ヘッド形状やソール接地ではありません。フェースのロールを表示する方式と、シャフトの水平線に対する角度を表示する方式を混同せず、各機器の定義を確認します。

一方、トウアップは数値そのものの名前ではなく、クラブのトウ側がヒール側より上がっている姿勢を表します。Foresight Sportsの定義では、動的なLieの図で0°を中立、正方向をtoe up、負方向をtoe downとして示しています。TrackManもDynamic Lieをインパクト時のシャフトと水平線の角度として定義しています。

したがって、「動的ライ角」と「トウアップ」は同列の別指標ではありません。動的ライ角が測定項目で、トウアップ/トウダウンはその姿勢を説明する状態です。

注意したいのは、計測器によって基準角や符号の表示方法が異なる可能性があることです。数値のプラス・マイナスだけを他機種へそのまま持ち込まず、その機器の定義を確認します。

また、トウアップが見えたから即座にライ角不適合と断定はしません。フェース向き、、出球、クラブ仕様、再現性を合わせて見てフィッティング判断につなげます。