ゴルフ百科事典

林から低く出すとき、球が枝に当たらない高さをどう見積もる?

林・低弾道・通過高さ

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まず答え

最高到達点だけで判断せず、「枝までの距離」と「」を先に見ます。枝が近いほど初期の打ち出し角が重要です。練習で各クラブの低弾道の打ち出し角を把握し、枝の高さぎりぎりではなく十分な余裕を取るのが安全です。

詳しい解説

林から低く出す場面では、球の最高到達点だけを見ても枝を通せるかは判断できません。枝がある位置までに球がどれだけ上がるかを見る必要があるからです。

枝の位置での球の高さは、最高到達点だけでは分かりません。図は近距離での直線近似 h=d tanθ の計算例で、5m×tan10°は約0.88mです。水平と鉛直は同じ縮尺で、数値は球の中心の打出し点からの高さ変化です。重力による下降、空気抵抗・揚力、球の大きさや余裕は含まず、実際の枝の高さや通過可否を保証しません。

TrackManは打ち出し角を、ボールがフェースを離れた直後に水平線に対して進む角度と定義しています。また最高到達点は弾道全体の最大高さです。同じ最高到達点でも、打ち出し角・初速・スピンが違えば、その高さへ到達するまでの軌道は変わります。

枝がボールのすぐ前にある場合は、最初の数メートルの軌道が重要なので、実用上は打ち出し角を優先して考えます。単純化して空気抵抗や重力による曲がりを無視すれば、枝までの水平距離をd、打ち出し角をθとすると、その地点の高さの目安は d×tanθ です。たとえば枝まで5mで打ち出し角10度なら、直線近似では約0.88m上がります。ただし実際のゴルフボールは重力とスピンの影響を受けるので、この値は近距離の目安にすぎません。

実戦では計算するより、練習場や弾道計測器で「このクラブをこの打ち方にすると打ち出し角が何度になるか」を先に作っておく方が使いやすいです。3番アイアン、5番アイアン、ユーティリティなどで低い球を打ち、打ち出し角と初速を記録しておけば、林の通過窓に対して選択しやすくなります。

枝ぎりぎりを狙うのは避けます。打ち出し角は毎球完全には同じにならず、ライやでも変わります。枝の高さに対して十分な余裕が取れないなら、さらに低い弾道や横方向の別の通過窓、後方への安全な脱出を選ぶ方が合理的です。