鍛造アイアンは 鋳造アイアンより 打感が 柔らかい、は 材料の 差? 製法の 差?
アイアン・材料/打感
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まず答え
「鍛造だから柔らかい」と製法だけで決めるのは正確ではありません。打感には材料、ヘッド形状と肉厚、内部構造、振動の出方、インサートや下地などが重なります。鍛造品でよく使われる軟鉄と鍛造工程は一因になり得ますが、製法名だけでは打感は決まりません。
詳しい解説
アイアンの打感は、鍛造か鋳造かという一語だけで説明できません。インパクト時に手へ伝わる振動と耳に届く音は、材料、ヘッドの厚みや形、内部構造、フェース周辺の剛性、インサートや表面処理などの組み合わせで変わります。
Mizunoは鍛造アイアンで1025E軟鉄を使い、Grain Flow Forgedという鍛造工程に加えて、振動特性を調整するHarmonic Impact Technologyや銅下地まで打感設計の要素として挙げています。同社自身が材料だけ、あるいは鍛造工程だけではなく、複数の要素を組み合わせて打感を作っていることが分かります。
一方、PINGのi240では431ステンレス鋼のボディにエラストマーを組み合わせ、インパクト時の感触と音を柔らかく整える設計を説明しています。つまり、軟鉄鍛造でなくても構造や振動制御によって柔らかい感触を狙うことはできます。
そのため「鍛造=必ず柔らかい」「鋳造=必ず硬い」とは判断しません。比べるなら製法だけでなく、使われている金属、フェースやバック部の構造、インサート、ヘッド形状まで確認し、最後は同じボール条件で実打したときの音と振動を見ます。鍛造という表示は打感を考える材料の一つですが、それだけで結論にはなりません。