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ゴルフ百科

打球事故・法的責任

ゴルフ場に「事故は自己責任」と書いてあれば、施設側は責任を負わないの?

いいえ。注意書きや利用規約に「自己責任」「一切責任を負わない」とあっても、それだけで施設側の責任が自動的になくなるわけではありません。個人客との消費者契約では、事業者の損害賠償責任を全部免除する条項は無効とされます。

ゴルフ場が掲示や利用規約で「事故・けがは自己責任」と定めても、事故が起きたときの責任は、その文言だけで決まりません。消費者庁は、消費者契約法について、事業者の損害賠償責任を全部免除する条項は無効と案内しています。事業者に故意・重大な過失がある場合の一部免責や、責任の有無・限度を事業者自身が決める条項も同法で規制されます。

そのため、施設側の管理上の問題が原因となった事故について、「自己責任と書いてあるから施設は責任を負わない」とは言えません。反対に、注意書きがまったく意味を持たないということでもなく、利用者が認識していた危険や守るべきルール、事故原因、双方の行動などは個別の責任判断に影響し得ます。

実際の事故では、掲示・利用規約の文言だけでなく、事故状況と契約関係を合わせて判断します。賠償の可否や割合は個別事情で変わるため、事故が起きた場合は記録を残し、保険会社や法律の専門家に確認するのが適切です。

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