無断キャンセルが 出ると、 ゴルフ場の 予約枠には どんな 損失が 出る?
ティータイム・収容能力
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まず答え
その枠を再販売できなければ、プレー料金だけでなく飲食・練習・物販など周辺売上の機会も失います。ティータイムは時間が過ぎると在庫として売れないため、直前の無断キャンセルほど回収しにくい損失になります。
詳しい解説
ゴルフ場のティータイムは、ホテルの空室や飛行機の空席と同じように「その時間を過ぎると後から売れない在庫」です。予約した組が無断で来なければ、その枠を別の客へ売り直せない限り、売上機会が消えます。
National Golf Foundation(NGF)は、18ホールのパブリック施設では、実際に使われた1ティータイムから得られる総売上がプレー料金だけより平均で約45%大きいと推計しています。プレー料金に加えて、飲食、練習球、用品などの支出があるためです。このため無断キャンセルの損失は、グリーンフィーだけとは限りません。
NGFが紹介した、500超の米国コース・約1,000万ラウンドを扱う事業者の分析では、無断キャンセル率は9%で、業界全体では年間約10億ドルの機会損失に相当すると試算されています。これはすべてのゴルフ場に同じ9%が当てはまるという意味ではなく、無断キャンセルが大きな未利用在庫になり得る例です。
実際の損失額は、空いた枠をキャンセル待ちや直前予約で再販売できるか、時間帯の需要、料金、1組の人数、施設内消費によって変わります。したがって運営では、無断キャンセル件数だけでなく、再販売できなかった枠数と、その枠で本来見込めた総売上を分けて見ると影響を把握しやすくなります。