ゴルフ産業の 雇用は、 ゴルフ場の 現場職だけで 成り 立っている?
雇用・産業構造
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まず答え
いいえ。コースの運営や芝管理に加え、用品の製造・販売、建設や改修、大会・団体の運営、ゴルフ旅行などにも仕事があります。産業の雇用を数える際は、直接の仕事と周辺への波及効果を区別します。
詳しい解説
ゴルフ産業の仕事は、コースの受付、キャディ、芝管理といった現場職だけではありません。クラブやボールの製造、用品店、コース建設や改修、大会運営、競技団体、ゴルフを目的とする旅行などにも関連する仕事があります。
NGFとAmerican Golf Industry Coalitionによる米国の2022年経済影響調査は、施設運営、設備投資、用品・小売・製造、大会・団体などを分け、さらにゴルフ観光と不動産を関連分野として集計しています。公表表では各分野に直接雇用が記録されており、雇用の範囲がコース内に限られないことが分かります。
ただし「ゴルフが支える雇用」の総数は、ゴルフ関連事業で直接働く人だけを数えた値とは限りません。事業者の仕入先で生じる間接効果や、そこで働く人の消費による誘発効果を含む集計もあります。これらを足した総数と、コース従業員数をそのまま比べることはできません。
また、米国調査の人数や分野別構成を日本へ当てはめることもできません。国、対象年、含める産業、雇用の数え方を確認し、「どの仕事を直接数えたのか」と「どこまで経済的な波及を含めたのか」を分けて読むのが基本です。