ゴルフ百科事典

アドレスの頭の位置・傾き・顔の向きは、どう区別する?

アドレスの計測

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まず答え

位置は頭がどこにあるか、傾きや顔の向きはどちらを向いているかです。顔の向きと目の視線も別なので、それぞれ分けて確認します。

詳しい解説

頭の位置は、頭を代表する点が空間のどこにあるかを表します。上下、目標線方向、身体からボールへ向かう方向などで記録します。一方、頭の傾きや顔の向きは、頭の姿勢・回転を表し、位置とは違う量です。

頭部安定性は一つの統一指標ではありません。図は位置の変化と向きの変化を切り分けた架空の上面記号で、実測の移動量・角度や正しい頭の動きを示しません。同じ局面・座標系で移動、速度、回転、複数球でのばらつきを確認し、打点や球筋等と合わせて評価します。

たとえば、頭全体がボール側へ移ることと、位置を大きく変えず顎を引くことは別です。横へ傾ける、左右へ顔を向ける、うつむくという回転も区別します。数値を使うなら、どの基準点・座標軸・回転の定義かを確認します。

顔が向く方向と視線も同じではありません。眼球を動かせば、頭を同じ向きに保ちながら別の場所を見ることができます。視線計測器は眼の情報から注視方向を推定するため、頭の動画だけでボールを見ていたかまでは断定できません。

Horanらのプロ14人の研究では、ダウンスイング中にも頭の動きがあり、胸郭との連動にはばらつきがありました。頭を完全に固定することを一律の正解にはせず、アドレスとスイング中を分けて、位置・向き・視線のどれを観察しているか明示します。最後は、出球、身体への負担も併せて確認します。