カメラ式の 弾道計測器は、 どうやって ボールを 測る?
弾道計測器・カメラ計測
まず答え
高速カメラでインパクト直後のボールを連続撮影し、画像ごとの位置や向きの変化を比較して、ボール速度・打出し角・スピンなどを求めます。カメラの台数や処理方法は機種ごとに異なり、キャリーなど一部の表示値は取得した初期条件から計算される場合があります。
詳しい解説
カメラ式の弾道計測器は、インパクト直後のごく短い区間を高速撮影し、連続する画像の変化からボールの動きを求めます。Foresight Sportsは、ボールの画像を取り込んでリアルタイムにモデル化し、次に撮った画像と比較することで、インパクト後にボールがどう動いているかを測ると説明しています。
たとえばGC3は3台の高速カメラ、GCQuadやQuadMAXは4台の高速カメラを使う方式です。複数の視点からボールを捉えることで、インパクト後の位置の変化や飛び出す方向を短い距離で取得できます。同社の公式資料では、ボール速度、打出し角、左右の打出し方向、総スピン、スピン軸などをボールデータとして扱っています。
重要なのは、カメラ式が『着地まで実際のボールをずっと見ている』とは限らない点です。多くのカメラ式機器は、インパクト直後に取得した初期条件を使って、その後の弾道やキャリーを計算します。したがって、画面に出る数値のうち、どれを画像から直接取得し、どれを計算しているかは機種の仕様を確認する必要があります。
また、カメラ式といっても全部が同じ仕組みではありません。カメラの台数、撮影速度、照明、ボールを置く範囲、クラブマーカーの有無などは機種ごとに異なります。『カメラ式だから必ずこの精度』『3台より4台の方が必ず正確』とは単純に言えません。
数値を比較するときは、同じ機器・同じ設置条件で変化を見るのが基本です。別の弾道計測器と比べる場合は、同じ名前の項目でも取得方法や計算方法が違う可能性があるため、絶対値をそのままつなげない方が安全です。