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インドア弾道計測で表示されるキャリーは、最後まで実測した距離?

ローンチモニター・屋内計測

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まず答え

必ずしもそうではありません。室内では球が着地まで飛ばないため、機器は打ち出し直後の速度・角度・回転や短い飛行区間を測り、残りの弾道を計算してキャリーを表示する方式があります。どこまで実測し、どこから計算するかは機種と設定で異なります。

詳しい解説

インドアの弾道計測では、画面に表示されるキャリーが「ボールを着地点まで実際に追跡した距離」とは限りません。室内ではネットやスクリーンまでの飛行距離が短いため、計測した初期条件や短い飛行区間を使って、その先の軌道をモデルで計算する方式があります。

室内では取得した初期条件や短い飛行区間から、その先の軌道とキャリーを計算する方式があります。図の破線は計算上の例で、実際のフル弾道を追跡した記録ではありません。方式と設置条件は機器ごとに確認します。

TrackManは公式のシミュレーター説明で、レーダーとカメラを組み合わせ、実際のフル弾道データを基にしたモデルで室内の球筋を表示すると説明しています。つまり室内画面の着地点まで物理的に追跡しているわけではなく、計測情報と弾道モデルを組み合わせています。

FlightScope Mevo+も屋内ではセンサーからティーまで7〜9フィート、球の飛行距離13フィートを推奨し、正確なスピン測定には金属ドットまたは対応ボールを求めています。限られた飛行区間で取得できる情報量が、推定される弾道の質に関係するためです。

機器ごとの差もあります。2024年の一次研究では、室内でFlightScope Mevo+とTrackMan 4を同時測定したところ、クラブ速度やボール速度は強い一致を示した一方、などは機器間差が大きい項目がありました。計算後のキャリーだけを見るより、元になるボール速度・・スピンが安定して取得できているかも重要です。

実用上は、インドアのキャリーを「実測値か計算値か」の二択で考えず、①どの項目を直接測る機種か、②必要な飛行距離を確保しているか、③スピン計測条件を満たしているか、④同じ機器・同じ設置で比較しているかを確認します。屋内のキャリーは十分実用的な比較値になり得ますが、屋外で着地まで追跡した距離と完全に同じ種類の観測値ではありません。